幸福論

先日、長女と二人で隣市にあるマイカルシネマに行って、最近になって長女が好きになったプリキュアの映画を見てきました。

思ったより入場者が少ないのが気になりながら見ていましたが、子ども向けらしいストレートな話でした。

この映画の言いたいこと(話の柱)はとにかく「夢と希望をもってどのような状況でもあきらめるな」という事でしょうか。
大人になるとすぐにあきらめることが多くなりがちですが、それも良い面・悪い面があり、素直な子ども向け映画に何か教えられた気持ちがします。

しかし、娘はまだストーリーは理解していないでしょうけど(笑。


話は少し変わりますが、今日の日経新聞に各国の幸福度についての記事がありました。
幸福度については、色々な指標を使うが計測は実際は難しく(そりゃそうだろ)、実際には一人当たりのGDPに正相関している、というような記事だったかと思います。

社会における「人」を扱う商売の社会保険労務士としては、「人の幸福とは」については常に考えさせられるテーマです。

私の知識・経験から導き出された「人の幸福」というのは「絶対評価」です。
どのような状況であれ自分が幸福と思えば幸福なのです。
一人当たりのGDPが低い国の国民全員が自分は不幸と考えているとは思えないでしょう?

しかし、マジョリティーの人々において、自ら幸福の絶対評価を行う際の「評価項目」には「相対評価」から得られる項目が含まれることが多々あります。

それは、人と比べて自分はどうだ、という観点からの項目です。
それは人によってその「相対評価項目」が「絶対評価」の中での比重割合がかなり違うので、それらを一概に述べることはできませんが、他人によって人の幸福度が変わるのはその人にとって宜しくない傾向だと私は考えています。

また、それらは「妬み・嫉み」につながり、自らの望む幸せの方向(ベクトル)とは逆方向へ自らを向かわせる力を持った、マイナスのものだと思っています。

マイナスがたくさんあると幾らプラスがあっても、なかなかプラス方向へ大きく進むことは出来ません。自らの相対評価項目をどのように考えるかが、大人になる第一歩だと思います。

企業としても採用する若い人たちが「大人」になっていないためにトラブルが増えてきています。
そのあたりの教育も企業としては負担せざるを得ないコストになってきていることを考えて、労務管理を進めなければなりません。

突然自己都合で退職する社員、刑法にも触れる業務上横領を行う社員、セクハラ・パワハラを行う社員、自分勝手で職場を乱す社員、自分を会社は不当に認めてくれないと不平不満ばかり言って努力をしようとしない社員…。
このような従業員は、本当の大人になりきれておらず、子どものまま社会で働き、そして自らはなかなか幸福にはなれないものです。
子どもはほとんど「相対評価項目」ばかり評価しますから。


人のことは言えませんが、なかなか本当の「大人」になるのは難しく、大人になりきれていない人が社会で増えていると感じているのは私だけではないと思います。


困ったお年寄りが増えているのも、大人になりきれていない人が行う目に見える犯罪も含めて、社会に悪影響を及ぼして、本当の子ども世代に悪影響を与えているのを危惧しております。

そんな心配していないで、とりあえず、先ず隗より始めよですね。
昭王にはなれませんけどね。
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by srmurakami | 2010-03-22 00:08 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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