組織についての一考察

最近は色々と考えさせられることを経験しました。

チーム“WORK”が出来る社員、出来ない社員。

この差が会社にとっていかに大きな影響があるかと…。


ほとんどの業種、仕事において、社員一人が独立してスタンドアローンで仕事をして成り立っているものは少ないです。あるとすれば芸術家などごく一部でしょう。

一つの業務、分野については会社が大きくなればなるほどチーム(グループ、課、係など)で仕事をしています。

その中で、いかにチーム“WORK”が出来る社員が多いかということが、現在はもとより「将来」の会社にとって良いことであるかということを思います。


私は以前、製薬会社の営業業務(MR)をしてりました。
新入社員の私が配属された熊本営業所は、医療機関担当営業が6名おり、その上に所長がいました。

営業会社の宿命で、目標というノルマが毎月課されているのですが、月末近くなるといかにその目標に到達するか、または近づけるかという会議や話し合いがあったりします。

例えば、成績の良い社員はすでに100を売っている、しかし成績の良くない社員は80しか売れていない。

このような場合、出来る社員の対応は二つ有ると思います。
(1)自分がもう少し頑張って、120を売る。
(2)成績の良く無い社員と話し合い、いかにその人が売れるようになれるかを支援する。

一時的な対応としては(1)の対応を会社が求めることがあります。
しかし、私が管理者(所長)であれば、(2)の対応を求めます。それがチーム“WORK”だからです。

出来る社員からすれば(1)の対応のほうがしんどいには変わりありませんが、手っ取り早いと思われます。自分が頑張ればすむわけですから。

しかし、それでは毎月の目標が来るたびに同じことが行われます。
そして結末は、その出来る社員の移動があり、残された社員の悪夢となります。

そんな一人の力量に頼る会社は存続が難しいと思います。利益率が高い会社であれば大量採用、大量離職で出来る社員を次から次にと作ることは出来るかもしれませんが、中小零細企業ではまず無理です。

だからこそ、(2)の行動ができる、チーム“WORK”が出来る社員が必要なんです。
(2)の行動では、出来る社員は裏方に徹し、その出来ていない社員自身にさせることが肝要です。

業種的には、営業的な側面が濃くない、継続的な業務を行う会社はこのチーム“WORK”が出来る社員が必要になってくる度合いが強いです。

また、チーム“WORK”には、仕事の基本の“報告・連絡・相談”(ほうれんそう)が重要です。

仕事を任されたからといって、上司にほうれんそうが出来ない社員はチーム“WORK”が必要な職場において有能とは言えません。
なので、幾らスタンドアローンで成績が優秀でも本当に少人数の企業でしか重用されなくなってしまいます。

上司としては管理者の仕事としてほうれんそうを求めるものですが、それをしない社員(出来ない社員)は幾ら求めても適切なほうれんそうは出来ない傾向が強いと経験から思います。

チーム“WORK”の職場においては、多数の社員の協働が必要ですから、ほうれんそうができない事は致命的なものになります。
ほうれんそうによって課題を共有して、組織としてその仕事の環境を如何に変えて課題を克服するか。


零細企業では、このことに全力を注力しなければなりません。

零細企業は、困難・課題・大変な仕事にぶつかった時にこのチーム“WORK”ほうれんそうがいかに発揮できるかで、会社の将来が分かれます。
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by srmurakami | 2010-08-04 23:11 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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