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やまぐちにて、特定社会保険労務士・行政書士の・・・

私なりの貢献

暫くブログが途絶えておりました。

東北での震災があって色々と考えるところもあったりしまして。



うちでは3月後半に正社員として、新規学卒の新入社員を2人採用しました。

職員を雇うようになって3~4年経ちますが、そうなってからの私の仕事の目標として、開業時には持ち合わせていなかった「仕事の出来る人を育てる」という意識が生じてきました。

この「仕事が出来る」というのは私の勝手な独善的な観点での「仕事が出来る」です。

自分が出来もしない、想定も出来ない人材像の人になるように育てることは出来ないのは当然ですから。


そこでいうところの「仕事が出来る」とは、社労士業務の知識が増えただけでは成しえない、「お客さんを満足させる仕事が出来る(CS)」と言う意味です。

知識があるだけでお客さんに満足してもらえるなら、社労士の資格がある人なら最低限の知識はあるわけで、ほとんどの人がお客さんに満足してもらえるはずですが、現実にはそうでないことは自明の理です。


私自身、お客さんに満足してもらえる仕事が出来るように、自分に投資もし、様々なことに体当たりして貪欲になったつもりで少しずつ、でも確実に知識・経験を増やしてきました。

しかし、それなりに努力をしていても、それで十分だということはありえないのは当然です。
この辺は、製造業(伝統工芸)でいう「職人技」と一緒で、いつまで経っても終わりが無い修行になると思っています。


そういう意識を事務所内で共有できるように頑張ることが、私なりの社会「貢献」だと思っています。

なので、うちの事務所では、私が考えるところの「仕事が出来る」ようになりたい(若しくはなってもよい)と思えなければ、うちの仕事はつらいだけのものになるではないかと思っています。

それだけのことを要求されるわけですから。

そうなる、ならないは個人の判断であり、その良し悪しも当然ありません。


私の独善的な見解内での話なので、笑われても良いのですが、私の言うところの「仕事ができる」人になってもらえたら、その人は自分で事業も出来るだろうし、どこの業界・業種や職種に転職しても、「役に立つ人」であると思っています。


なぜなら、その人は「お客さんを満足させることが出来る」人ですから。
どの業界・業種や職種でも、商売の根幹は「お客さんを満足させる」です。

唯一個人的にそれが当てはまらないと思っているのは、芸術家と公務員です。


そういうことで、震災にもからんできますが、私なりの方法で人を育てるのも「社会貢献」の一つであると思っています。

それによってまた少しでも雇用が増やせるのであれば、それもまた貢献かと思っています。


まだまだ私もスタートに立ったばかりの気持ちで、頑張りましょう。
by srmurakami | 2011-04-04 23:15 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。

by srmurakami
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