少々年をとった者から若い人へ

今日も夕方に時間を作って、新入社員へ仕事の取り組み方についてちょっと話をしました。

私も40歳を過ぎ、ちょっと年をとった者からのアドバイスということで特に若い方へ言いたいのですが、「自分の給与を考えて自分の能力を矯(た)めるな」ということを分かってもらいたいと言う話をしました。

以前のブログで書いたお客さんのところの見込みがあると思っていた従業員が、自分の給与はこれくらいだからこの仕事もこれくらいやっておけば良いよねということを従業員同士で話していたという事がありました。

その会社の上司の方がこれを聞きつけて、経営者や先輩社員が努力してお客さんに満足してもらって取ってきた仕事なのに、お客さんがお前のその程度の仕事に満足して次の仕事をうちに出してくれるか、次の仕事が無ければ会社も無くなり自身の仕事も無くなるのだぞと諭したという話でした。

この話にあるように自分の給与くらいしか働かないという意識がある従業員は、自分の能力を伸ばす芽を自身で摘んでいるのと同じです。

自分の給与が不満なら、自身の仕事をより良くして周りに認めさせて、給与を高めてもらうのが当たり前にも当たり前すぎる筋です。

それを、お客さん(又は上司)に認めてもらえるような仕事もせずに、給与が不満だからより良い仕事をする努力をしないというのは自分で自分を貶めているのと同じです。

自分の周り(環境)を変えるには、まず自身が変わるべきです。
それで周りに認めてもらっても環境が変わらないのであれば、その時こそ転職すべきです。

その場合、まず引き止めもありますし、その際の環境(給与など)の変化もあることでしょう。
(それが無ければ、そういう評価は貰ってなかったんだと思ってください。)

そうなるには職種にもよりますが、最低2~3年はかかります。
そういうことをせずに、自分の仕事スキルも十分にお客さんの満足するレベルに満たないまま、自分の能力を十分に発揮しない人が、給与(環境)を不満に退職して、再就職した先でも同じような仕事ぶりをして認められず、また給与(環境)が変わらないから転職…。

1年未満の勤続で転職を繰り返してしまう。
自分はこんなものじゃないというプライドだけ高いまま…。(仕事が自分に合っていない、自分の好きな仕事ではないと理由をつけて)
自分を認めない会社(社会)が悪いんだと…。


これでは自身を負のスパイラルに落とし込めて行くことになります。
正直、私も経営者の立場として言うと、こういう社員を雇いたくないと思います。
仕事も十分に覚えていない従業員に高い給与を出す中小企業があるでしょうか?

そうならないよう、若い人には特に言いたいのが冒頭に書いたように、要は給与など最初は目もくれずにとくにかくお客さんや上司を満足させる仕事ができるようにある程度仕事が出来るようになる2~3年はがむしゃらに頑張ることが結局は自身のためだということです。


いや、うちの給与が低いからこう言っているわけではなく…
[PR]
by srmurakami | 2011-04-12 21:47 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30