様々な調査に関する考察

更新がご無沙汰しておりました。

色々とあったのですが、ブログに向ける気力が他に向けられていて、暫く放置状態になっていました。

さて、今年に入りお客さんの事業所で行政の調査が増えてきました。
社会保険の調査に始まり、雇用均等室の調査、監督署の調査(労基方面と安全衛生方面)、そして労働保険料の調査と色々とあります。

その調査を受ける上で、行政の担当者の方の考えと私の考えの相違を感じることがあります。

簡潔にそれを表わすと、私の考えは性善説に立ったもの、行政の方の考えは性悪説に立ったものと言っても良いかもしれません。(すべてがそうであるわけではありません。)

私は任意での定期調査の段階では、性善説に立った調査であるべきと考えます。
「知識不足で間違ってませんか?、単純ミスはありませんか?」というものだと考えてます。

なので、調査のお知らせをもらって、セルフチェックして、失念や誤りを見つけたら速やかに修正してくださいね、知識不足で間違っていたのなら自分で修正出来ていないでしょうから調査の時に教えますね、程度のもので良いと思います。

私の考えと違って、調査の前にそんなことをみんながしたら調査の意味が無くなると考える方もあるかもしれませんが、ほとんどの申告・届出を自主的な申告制度をとっている以上、適正な自主申告を促すということでそれで定期調査の意味は十分果たせていると思います。
企業の適切な手続ができる「能力」を上げるためには、自分でやらせるのが一番ではないですか?

性善説に立ち、事前に自分で修正できる事業所を行政は褒める(推奨する)べきなのではないでしょうか。
それでこそ自主的な申告制度を守り、適正な手続きを推進することになるのではないでしょうか。
(まず、性悪説に立つのであれば、自主的な申告制度というのは成り立たないですよね。)

定期調査なのに、知識不足や単純ミスを重く罰そうとする行政の方はいないので、私の考えは間違っていないと思いますが、いかがなものでしょうか?

問答無用の強制調査の段階に至っては、性悪説に立つべきでしょうし、事前に対応しておいても意味は無いと思いますが。

企業にとっては、調査は良い自己チェックの機会にすべきで、行政も罰するのが定期調査の目的ではないはずではないのでしょうか。

調査の際には適正な申告・手続が出来ている状況と、調査の際に至っても自己管理が出来なくて適正な申告・手続が出来ていない状況と、どちらを行政は喜ぶのでしょうか?
指導数を増やしたい目的であれば後者かと思いますが、適正な手続きの推進の目的であれば前者だと私は思うのですが。

日頃からきちんと出来ている事業所は、調査しても何も無くて適正で終わるわけだから、調査だからといって何もする必要が無いという方は、それなら調査をする意味が無いので調査を否定するようなものではないのかと性善説に立てばそのように思います。


さて、自分勝手な論理を言って、また怒られることにしましょうか(笑。
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by srmurakami | 2012-10-19 18:37 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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