時間と労力の投資という考え

毎年、今頃は各種団体の総会の時期でして、先だっては所属する山口県SR労働保険事務組合と山口県SR建設業労災センターの定時総会に出席しまして、議事録署名人の役を仰せつかりました。

そして、今日は、その事務組合の転居の日で、お手伝いを仰せつかりましたので、手伝ってまいりました。

総会などは執行部の役員より聞いている出席者の方が少ない状況で、このようなことは損得だけ考えるとなかなかできないのですが、私の「役割」がそうなんだと心に留め、流れに棹差すことなく務めております。

明日の日曜日も予定が入り、今日は子どもと一緒に休みたかったのですが、まぁ、私の「役割」なのでしょう。

さて、今日も勉強にと先日、他の人が読んだとネットで見た本を読んでいました。
奇抜なタイトルのビジネス関係の書籍は、大体中身が透けて見える感じで最近は以前ほどあまり買わなくなってきたのですが、ふと気になって買ったのが小暮太一さん著「ずっと「安月給」の人の思考法」でした。

書評を見ても賛否有り、私も賛否ある内容だったのですが、その中に「給料を上げるための13の質問」という項目が最後の方にありました。

その中のひとつに私は特に納得したのが「「自主レン」をしているか?」ということです。

著者の方も「誤解を恐れずに言うと」と書いていますが、多くの人が大学受験を終えると同時に勉強することをやめてしまい、就職してからは会社内の研修や職場でのOJTは行うけど自らを高めていくような勉強をすることはほとんどありません。

私たちの士業の業界に入ってくるような人は、大学卒業後も勉強して資格を取って入ってくるという人もままありますが、資格のような試験制度がない業界では、そういった勉強をする人は少ないのではないでしょうか。

自分を高めるために「人脈を広げるために交流会に積極的に参加しているよ」とか「自分の仕事にあまり関係のない「ビジネス書」を沢山読んでるよ」とか言う人がいますが、これは自分の仕事を高める勉強をしてから更にすることであり、自分の仕事すら高めていないような人がしても意味がありません。

無駄な努力であり、趣味でしょと切り捨ててもかまわないでしょう。


自分の仕事の質を高めるために、自分の時間と労力を投資していますか?ということです。

これは何万人いる大企業でも、数人しかいない零細企業でも同じです。

仕事時間に懸命に仕事をするのは当然です。しかし、それ以外の時間にいかに労力と時間を自分の仕事にかけているかで、その仕事への取組の本気度がわかり、向上も段違いとなります。

経営者や上司はそういうことは半年や1年も経てば分かるものです。

自分の手持ちの時間が24時間として、仕事に8時間、睡眠に8時間、残り8時間のうちどれだけ仕事に対しての取組をしているかで差が生じるからです。

たとえば、仕事以外に2時間毎日仕事のことに当てている人(よく都市部では通勤の時間の朝1時間、夜1時間を当てている人がいますが)は、働いているのが年間240日すると年間480時間あります。

何もしていない人はそれがゼロです。

働いているのは、240日×8時間=1920時間ですから、1920時間対2400時間で、20%以上多く仕事について考えたり、勉強したりしているわけです。

更に土日にセミナーや書籍でじかに自分の仕事にかかることを学んでたりするとその差たるや…。

たった1年で大きな大きな差となり、本人の成長度合いが違って見えるのは当たり前です。

著者も20代や30代はどれだけ「自主レン」をするかが大切かを書いていますが、私も若い頃はどれだけ「自分の仕事」に対して自分の時間と労力を投資できるかによって、その後が大きく変わると思っています。

しない人は、している人と比べるとどんどんどんどん水をあけられています。


投資なんてしたくないという人もいると思いますが、会社に就職するというのは人生において大きな事項であり、「自分の時間と労力を投資」することだと思います。

その人生のうえで大切な投資に力を入れず、趣味や余暇に若いころから分散投資して、当然ながらその「仕事」の分野の投資はあまり大きく増えずに、それで年取ってから安月給は嫌だというのはたいそうな矛盾を孕んでいると思うのですがいかがなものでしょうか?


若い頃は給与は大概低いものですが、以前のブログにも書きましたが、給与はこれくらいしかもらえないのだからこれくらいしか仕事をしなくて(時間と労力の投資をしなくて)いい、と考えるのは自分で自分の成長を止めているようなものです。

100の仕事に対して、100しかしない人はいつまでたっても100しか仕事ができない人になってしまいます。
100の仕事に対して、努力を続けて、120の仕事ができるようになれば、次は120×120の仕事ができるようになり、100の仕事しかしてこなかった人とは天と地のような差が生じてきます。


この著書の内容のような価値観だけではない「時間の流れと価値観」が地方にあるのは分かっているのですが、20代、30代の人はもうすこし本気度を上げて仕事に取り組む人が増えたほうが良いと思っています。

40代の人はどうかっていうと、私も40代ですが、もちろん積み上げることをここで止めてしまうと流されて終わってしまうので、個人的にはまだまだ時間と労力の投資を継続しなければと思っています。


会社で趣味や余暇の話ばかりしていては、駄目ですぞ。

こんな仕事に直結するセミナーに自腹で行ってこんな勉強したとか、こんな仕事に関係する本を読んで仕事に生かしたいとか、テレビで仕事に関係する番組を見てこんなことを考えたとか、最低限以上のことをしていることをアピールできないくらいでは、先は…。
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by srmurakami | 2013-06-01 21:50 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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