労使問題は尽きず

最近、幾つか労使問題を耳にすることがありました。


社会保険労務士や行政書士の業務は年金や相続(遺言書)等の例外はありますが、ほとんどの場合は事業主・社長さんから依頼を受けます。

その中で、しばしば事業主の方から従業員に関する不満を聞きますが、従業員に聞くと従業員は従業員なりの不満が溜まっている方が大多数です。


従業員を会社に寄与できる人財として積極的に働いてもらうには、これをすればそうなるといった特別な手法というものはありません。日頃からの従業員管理が基本になります。

雇用契約もギブ&テイクです。権利があって、義務があります。誠実に労務管理すれば、誠実に頑張って伸びる従業員を育てることも可能でしょう(全ての従業員がそうなるとはもちろん限りませんが)。

あれはごまかし、これもごまかし、そして仕舞いには法令違反までしての労務管理をしていて、それで従業員に給料以上の働きを望むのは不可能でしょう。従業員もその辺は敏感なもので、気づいてないようで気づいているものです。(従業員をただ単に厚遇すれば良いと言っているわけではないので誤解なきようお願いします)。

全ては従業員の動機付けが始まりです。頑張れば報われる、よく扱ってもらってるから頑張ろう、やらないと怒られるから頑張ろう、上司を見返すために頑張ろう等、プラス方向でもマイナス方向でも動機があれば人間動きます。それに対して事業主(上司)は充分に人間対人間として信頼される対応をするということが必要です。

管理者の目先に囚われた対応は、従業員にも移り、従業員も目先に一喜一憂して退職も多くなります。様々な対応をしていく上で会社は従業員に信用を得ていかなければ、信用できない会社のために仕事を精一杯頑張ろうとは誰も思わないでしょう。あとは直接的に金銭的なメリットを与えるしか方法が無くなります。それが出来ない会社の方が多いので、結局、社員は入れ替わり立ち代りになり、入社・退社を繰り返し、賃金も能力も低い社員で回転して行くしかない状態になります。それで良い会社ももちろんあります。

労務管理も色々な方法があり、事業主の方の従業員に対する考え方がすぐに出ます。皆さんの会社の労務管理は如何ですか・・?
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by srmurakami | 2005-04-18 15:42 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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