ワーク・ライフ・バランスの一つの意味

今日は舅のうるさい独り言みたいなものです。

ワークライフバランスという言葉が普及して久しく感じます。


そもそもの欧米でのこの言葉の使われ方は知らない私ですが、日本でこの言葉が使われだしたのは一昔前にあった「24時間戦えますか?」といった広告宣伝にも表わされていた日本人の仕事一辺倒の働き方へのアンチテーゼというか、修正を試みるための使われ方から始まったと私は思ってます。


つまり、仕事を一生懸命してばかりじゃいけませんよ、という意味合いだったと思うんです。

本来の使われ方としては「仕事を一生懸命、プライぺートも充実」ということだと思うんです。


しかし、最近では、「仕事はそこそこ、プライベートもそこそこ(又は充実)」という使われ方をしていませんか?


両者の意味合いはよく似ているようで、その差は大きいものです。


ワークライフバランスという事の中には、人生における時間配分も大きい要素です。

人の時間は一律124時間しかありませんから、それを仕事とプライベートに分ける必要はあります。

その配分を考えないといけないこともありますが、分けたうえで、その限られた時間の中で「ワーク」の方はいかに能力を向上し、貢献や付加価値を高めるかを常に考え実践し、「ライフ」の方も限られた時間の中で価値観の中で取捨選択しながら人それぞれの幸福をいかに得るかを考え実践していくことが、「ワークライフバランス」なのではないでしょうか。


そもそも、時間配分にしたって、労働は原則として週40時間、1週間の総時間は168時間です。

仕事関連時間として13時間(休憩時間及び通勤時間)×週5日=15時間を足して、仕事として週55時間、残りは113時間、そのうち睡眠時間を17時間として週49時間とするとプライベート時間としては64時間です。


残業が多いとその時間分だけ、ほぼ拮抗している1週間当たりの仕事55時間:プライベート64時間の比率が崩れて、プライベート時間が減ります。

なので、日本でのワークライフバランスの導入の経緯を踏まえると、まずするべき有効な手段は、労働時間での効率化と仕事の高度化です。同じ時間内で残業をした場合と同じ以上の成果(仕事の結果)を得られるようにすることが、日本でのワークライフバランスの第一歩だと思います。


つまり、まずは仕事を一生懸命ですよね。


まぁ、この言葉の他の使われ方(仕事をそこそこ、プライベートを充実)というのを否定するわけではないですが。そのあたりは人それぞれの人生観なので。


ただ、こういう意味もこの言葉にはあるんだよと知ってもらいたいなぁという、独善的な独り言でした。

追伸

ちなみに、週休2+祝日+盆休み+年末年始休みがある場合、年間130日近く休みがあります。そうなると、週の労働時間は4.5日×8時間36時間くらいになります。


ということで、平均すると1週間での比率は、仕事51時間:プライベート68時間です。残業が1ヶ月に約20時間程度であれば、週に約5時間弱残業なので、5663です。


これくらいであれば、時間数で言えばワークライフバランスできるでしょう。あとはそれぞれの時間の「中身」次第で、本当のワークライフバランスか、単に人生における時間の浪費か、の人それぞれになるのではないでしょうか。




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by srmurakami | 2017-06-25 15:51 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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