お幾らですか?

私どもも入っているいわゆる「士業」には、私がしている社会保険労務士や行政書士以外に弁護士、税理士、司法書士、土地家屋調査士、弁理士、不動産鑑定士などがあります。

一般にはこれらの業際(業務の区分けの境)は認知されづらく、私の方でもよく他士業の仕事をお尋ねいただくことがあるのですが、それは私の知っている方をご紹介させていただいています。


これからは私の独断の意見ですが、これらの士業の共通点は手続きをする業務であるということとそれらの手続き以前に相談業務が業務のメインになるということだと思います。
(弁護士さんは手続き業務は少ないかも知れませんが、裁判手続等色々あるかと思っています。)

その前提として、私たちの士業の商品は法律などの「知識」であるということになります。


先日、ある団体の会合で、社会保険労務士の相談料はお幾ら位かかるのですか、という質問をいただきました。

それは社会保険労務士事務所ごとに独自に報酬体系を作ってお客様の見えるところに掲示しないといけないことなので、それぞれの事務所によって違いますということと、うちの相談の報酬は1時間5000円程度ということをお話しました。

こういうご質問をいただくのは大変ありがたいことです。相談に費用が発生するとご理解いただけているからです。

ただ、実際に相談料として私がいただいたことがあるのは開業後5年近くになりますが、1度あったかなというくらいです。その後の手続き業務につながるようでしたら、相談料無料が基本になっています。
(行政書士業務では2~3回あったかと記憶しています。)

ただ、私の思いでは、逆に手続業務を無料として、相談料をいただきたいとかねてから考えておりました。私たちの商品はあくまでも知識であり、それを基にしたアドバイスや相談が商品だと考えているからです。


「相談は無料」が当たり前といった風にお考えの方がいらっしゃると思うのですが、私からしたらそれは私たちの仕事を否定されているようで大変悲しいです。

確かに手続き代行は、人が動くものですから費用がかかるものですが、それ以上に私たちの仕事は勉強や経験してきた沢山の知識と経験、周辺知識をもって、相談し、適正に、有効に、手続きをするのが仕事です。

「相談は無料」と思われていると私たちの存在意義の半分を否定されているような気がしますので、大変残念です。
手続きするだけでしたら、単なる事務代行屋さんになってしまいます。


私と同業の方でも私の意見に賛同していただけない方もいらっしゃると思いますが、私としては知識と経験をフル動員する「相談」が業務のメインだと考えています。だからこそ手続きが無い月ですら顧問先様からは顧問料をいただくことになるのです。


「相談は有料」というのを普及したいと思うこのごろです。でもそうなれば「手続きは無料(もしくは低額)」に当然いたします。値上げするわけではありませんから。


実際に、相談は有料を体現しているのは前述のとおり顧問先となっていただいて、顧問料をいただいている方々です。

うちの顧問契約は手続き業務を含めてすることが多いのですが、やはり「顧問」=「相談する相手」という言葉の意味なのですから、その辺を含めて報酬が決っているとご理解いただいているかと思います。


今後も、顧問先さんのために頑張ろうと思います。
でも、単発のご依頼も一生懸命やっていますこと、誤解なきようにお願いします。
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by srmurakami | 2008-04-16 16:28 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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