守秘義務

昨日の日曜日の昼下がり、子守りをしながら何気にテレビ番組の「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていました。

あの光母子殺人事件の件で、現・橋下徹大阪府知事が弁護団の懲戒請求を呼びかけて話題・問題になったあの番組です。

この番組は、弁の立つ人々が多く出演しているのであまり好きではなかったのですが、最近は色々な社会の見方の勉強になるなと考え直して見る事が増えてきました。


昨日はゲストに、光母子殺人事件の弁護団に加わっていた人で、解任されて現在は加わっていない弁護士の方が出演されていました。


その質疑の中で、守秘義務があるのにどこまでしゃべれるの?という質問があり、被告人のためになる範囲でしたらお話しますと言われていました。


弁護士に限らず、社会保険労務士や行政書士にも守秘義務がそれぞれの法律で課されています。

その守秘義務は、どこまであるのかということでこの弁護士の答えに興味を持ったのですが、私としては意外な答えでした。


話す相手が、個人1人とテレビの収録で話すのとは影響力が違うと思うのですが、その影響力には関係ないのです。
依頼人(この弁護士の場合被告人)のためになることでしたらOKで、ためにならないのなら×です。

そこで考えたのは、その線引きを誰がするの?ということです。

それは、依頼人その人であるはずです。
(客観的に見てということももちろんあると思いますが)

となると、弁護士本人が良いと思っても、依頼人が駄目出しをすれば、弁護士法違反ということになります(弁護士会が対応するどうかはわかりませんが)。


私などは依頼人の関係者へ話す場合でも、基本的には事前に依頼人の了承を取ることにより守秘義務を果たしています。


あれだけの関心を呼ぶ事件のことをテレビで話すというのはどれほどの依頼人のためになるという信念があるのだろうかとふと考え込んでしまった日曜日でした。
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by srmurakami | 2008-04-28 18:46 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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