今日も話してきました。

今日も顧問先の職場意識改善計画認定を受けている会社さんで、「なぜ職場意識改善が必要か?」という命題の元、職員の座学研修の講師をしてきました。

職場意識改善計画とは、所定外労働の短縮、年次有給休暇の取得促進や個人の事情に即した働き方が出来る職場作りを推進するというものです。

全ての会社がこのようなことを推進することは出来ませんが、ご紹介をしてやってみようという会社さんだけ昨年にまず職場意識改善計画の認定を労働局から受けられるように手続きをさせていただきました。

一定水準(得点50点)に達するまで計画を推進する(体制)が出来ていたら今年の2月申請して50万円、来年の2月に得点70点以上なら申請して更に50万円、その時点で有給休暇の取得率と所定時間外労働の削減率が基準以上で全体の水準(得点)もクリアしていれば追加で50万円の助成金という褒美も付いております。

中小企業であれば良いということだったので、従業員が3名くらいの会社さんも計画を認定してもらっています。


で、話が元に戻りますが、なぜ今職場意識改善が必要かということがあります。

そのバックボーンとして、日本の労働者の現状の働き方があります。

今、日本の働く人の労働時間は1週間35時間未満の人と1週間60時間以上(残業が1週間に20時間以上!)の人が増えるという2極化して行っています。
現在、10人に1人が週60時間以上働いているんですよ!欧米に比べたら格段に長時間労働者が多くなっています。(つまり時間当たりの生産性が欧米に比べて低いと考えられる。)


当然ながら過去と比較すると1日のうち働く時間は増えており、減っているのは自分の余暇・交際等の時間、睡眠時間です。つまり働いてばかりで他の時間が減りつつあります。
(ちなみに全労働者の平均労働時間は増えていません。なぜならパートタイマーの人が増えているからです。)

それで日本の国民は幸せな方向へ向かっていると言えますか?


また、すでに過半数の世帯が共働きなんですが、育児や家事を手伝う男性配偶者の1日あたりの時間はたった1時間程度。欧米に比べたら半分から4分の1です。

それで共働きの女性は幸せになれますか?
妻は仕事もして家事・育児をして、夫は働く時間が増えて睡眠も減って、家事も育児もする時間はあまりなく手伝ってくれない。

そのような家庭は幸せですか?


他にも色々データはあるのですが、そのような悪くなる一方の日本の職場の現状を変えるためにも個々の事情(育児、地域活動、ボランティアなど)にあった働き方が出来る職場や人生を豊かにするために仕事以外の時間を増やすため時間外労働を減らし、しかも生産性を落とさない職場作りを労使で考えて努力してもらう機会にするための助成金だということを話したりしております。


この急激な不況の中、難しい現状もありますがそれでも一歩一歩進んでもらえたらと私も思っています。

取り組みたいという会社さんはぜひご連絡ください。
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by srmurakami | 2009-02-20 23:49 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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