成人の日に考える。

今日は成人の日でした。新成人になった皆さん、おめでとうございます。
皆さんが飲酒も出来、煙草も吸えて、そして参政権も得た日となります。(正確には誕生日の前日が終わった時からだけどね。)

今日、新成人になった人たちはみんな平成生まれです。時代が一つ進んだ感がします。


話は少しそれますが、先週、当事務所に昨年入ったばかりの新人に仕事に対する姿勢について注意しました。

まだ十分な教育研修が出来ていないので、仕事が出来ないのは当たり前ですが、3ヶ月近く経つ間見てきて、仕事に対する姿勢が十分ではないと思ったからです。

新人はミスがあって当然です。しかし、それを当たり前で過ごしていては進歩がありません。
二度と失敗しないためにはどうすれば良いのか、考えて行動する必要があります。

ミスをしないためにはメモを取ればよいのか、不足している知識を勉強しないといけないのか、何をすればミスを繰り返さないかを「考える」必要があります。

この「考える」という作業、いや「習慣」は非常に大切です。

この習慣がある人と無い人では、仕事が身につく速度がまったく違います。
この習慣が無い人は、いくら継続勤務しても進歩が非常に遅く、しかもいつまで経っても過去にしたことがある仕事しか出来ません。(人からも任せてもらえません。)

それではいつまでも「人財」になれずに「人罪」になってしまいます。

どこの職場でも求められる人材になるには、限りある時間で色々な業務を経験する必要は無く、この「考える習慣」が身につくかどうかにかかっています。

この辺のことを新成人の人たちも含めて若い人たちに良くわかってもらいたいと思います。

また、「考える」ためには色々な情報が必要です。少ない情報のまま考えていては間違ったり、ずれた方法を導き出す可能性が高いからです。

そのためには、新聞から、車で運転中の道すがらの街並みから、または本やテレビからなど、色々な情報を自分に蓄えなければなりません。

新聞は見ない、本も見ない、テレビもバラエティばかりだとか、時間があればゲームばかりしている(昔の私みたい(笑))とかでは狭い分野の情報しか入ってくることは無く、そんな状態では社会で役に立つ「人財」になるとは私は思いません。

土日は仕事をする必要がまったく無く、平日も6時には出来る限り帰すようにしているのに勉強する時間が無いと言っていると聞いたのにもカチンときています。バイトはして良いと言ったが、目の前のお金と今する勉強とどっちが大切かもわからないのだろうか。バイトをするにしても時間配分でどちらが優先かは自ずとわかるはず。バイトをしていて疲れて勉強が出来ないというのでは本末転倒。
今が大事な時期という真剣さが欠けている。

もって帰って読んでも良いと言った事務所にある沢山の本も持ち帰った様子も無い。
休みが結構あった年末年始ですら。
どんな本があるか本棚すら開けていない様子でもある。仕事に対する好奇心・熱意が少なすぎではないか?
進んで知識を習得しようとする気が無い人に親切丁寧に知識を一から全て訓練・教授することは至難の技である。
そんなに社会は優しくないし、うちのような零細会社ではそんな時間もお金もない。確かに今は教育訓練期間だが、本人の努力が少なすぎると思う。


あれこれと年寄りくさいことを新人に小言のごとく言ったが、意味がわかって貰えただろうか。

人間20代も後半になればある程度気付きが出来る年齢です。
10年、20年はあっという間に経つわけですから、早く気付いてもらいたいと思って言いました。


人間は考える葦です。(By パスカル)

考えもしない葦は、ただ単に弱い存在で終わってしまいます。

考えることにより自分の弱さを知り、死ぬことも知り、そして宇宙の存在もわかる存在となり、強い風雨に負けても折れることなくしなやかに再び立ち上がる。

そんな葦になるには、「考える」人間にならなければなりません。


新成人のみなさん、色々な情報を得ながら考える習慣をまずつけよう!
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Commented by U社労士 at 2010-01-12 22:41 x
お気持ち分かります。
こればっかりはやはり雇う立場になってはじめて身にしみるものですよね。
私も、週3回午前3時間のみのパートさんを雇いましたが、
パートとはいえ、言われたことをやっているだけで
一人前の顔をして、
「言われればやりますよ」という態度に
(といっても、できることはごく基本的なことだけですよね)
どうなの?ってずいぶん考えさせられました。
結局同じ主婦という感覚で、ママ友の仕事を手伝っているかのように
安易に考えられていても、
こちらか看板をあげている以上仕事は真剣勝負ですよね。
そういうことに対する理解力もないようだったので・・・・
お辞めいただきました。
まだまだ、自分も経営者としては修行中なのだと痛感しました。
Commented by srmurakami at 2010-01-13 22:46
U社労士さん、コメントありがとうございます。
明日も雪が積もりそうなくらい寒そうですね。未だノーマルタイヤの私としては雪があまり積もらないことを切に願っております。

しかし、先生のところもそのようなことがありましたか。
やはりこの問題は大企業でも中小企業でも、経営者にとって永遠の課題ですね。
社労士としてはお客さんからこのような問題についても相談を受ける立場なので、自分の事務所できちんと出来ないとなるとお客さんへの指導も出来ないので問題はより深刻に受け止めております。
急がしいのを理由に問題から逃げていると問題はより深刻になるので、早め早めの対応を心がけたいと思っていますが、なかなか言うは易し行うは難し…。
でも、仕事柄、頑張らねば!
経営者としては私は開業から6年ちょっとのひよっこですが、この分野に関しては並みの経営者には負けないくらい、すぐに乗り越えられるように私も精進したいと思います。
by srmurakami | 2010-01-11 23:30 | ブログ | Comments(2)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。
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