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やまぐちにて、特定社会保険労務士・行政書士の・・・

年取った

最近、これにも「年取った」とばかり書いているので、自分でも老け込んだ気分になりますが、48歳はまだそんな年齢でもないと思わなければと思うこの頃です。

老けたと言えば、前の投稿の続きにもなるのですが、「欲求の充足・希望の達成」と「幸せを感じること」との関連性です。

労務管理にも、当然私生活にも言えることでしょうが、自分の欲求が満たされることと幸せを感じることは必ずしも連動せず、別物です。

欲求や希望していたことが達成された後に、それが想像より大したことがなくて気持ちが満たされなかったり、逆に落ち込んだりすることはありませんか?
それでは幸せを得た(感じた)ということにはなりません。

複雑なその他の要因がからんで幸せを感じられない場合もあり、その場合は満たされたことのみだけで考えれば幸せを感じられることも当然ありますが、そうでない場合もあるはずです。

そのように考えれば、「欲求の充足・希望の達成」=「幸せを感じる」は必然ではありまません。
また、幸せを感じることは、それら以外のことで得られもします。

また、この欲求の「充足・希望の達成」=「幸せを感じる」ことの関連度合いについては、年齢(加齢に伴う感性の変動)によってかなり違うと思います。

若いころは、その関連度合いが強く、年を取ることにその関連度合いが下がるのではないでしょうか。当然、それは加齢に伴う感性の低下が強く影響しているのでしょう。

これを考えると、労務分野においても、若年者と中高年齢者への指導方法、教育方法は変わってくるものであると考えられます。

それらの指導コンサルタントの手法は、対象とすべき年齢が会社によってどちらかに偏っているのが常ですが、効果が高いコンサル方法については、年齢などによって変えるべきだと思います。

簡単に言えば、業務及びその周辺事項について、直観的・表層的な部分で動かそうとするのか、深いところから理解を得て動かそうとするのか、という部分もあると思います。

深いところの理解を得ようとする方法は、若年者には通じない割合が高いですよね。

当たり前のことをつらつら書いてますが、考え方の原則を整理をしておけば、応用にも対応できるということを思いますので、自らの理解の整理のために書かせてもらってます。

年をある程度とった私は若い人に言いたい。
「やりたいことをやったり、できたりすることが常に幸せではないよ」と。
もっと年を経た方からは、同様の事か違うことを、今の私は言われるんでしょうねぇ。



by srmurakami | 2019-05-08 18:29 | ブログ | Comments(0)

山口市で村上労務経営事務所代表として特定社会保険労務士、行政書士をしております。日々の出来事や社会問題などを主につづりたいと思います。

by srmurakami
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